飲む水虫治療薬イトリゾール

イトリゾールは経口抗真菌薬で水虫の治療に用いられます。イトリゾールを処方された方の中には「水虫の治療に飲み薬なんて」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか?当サイトはイトリゾールの効果効能についての解説サイトです。

飲み薬イトリゾールの効果

真菌というカビの一種の菌が皮膚や爪につくことで症状が出るのを一般に水虫と言います。
皮膚の場合、かゆみが出たり皮がめくれたり皮膚が切れたりする場合もあります。
ジュクジュクとした状態になることもあります。
爪に白癬菌が付いた場合、爪が変色したり変形したり、分厚くなってしまう事があります。

治療薬として抗真菌剤と呼ばれる薬を使いますが、爪についた白癬菌に対しては効果がなかなかでません。
昨年、爪水虫用の塗り薬が発売されましたが、長期的に使用が必要なため使用が続けられないという声も聞かれます。
また皮膚の白癬菌に対しても症状が強かったり、水虫の期間が何年にもわたる状態であるとなかなか外用薬だけで根治が難しいのが現状です。

白癬菌などの真菌は皮膚や爪だけにつくものではありません。
口の中や内臓など体の中につく場合も少なくありません。

以上のような症状の場合には飲み薬の深在性抗真菌薬が使われます。
イトリゾールは現在、もっとも多く使われている内服の抗真菌剤です。
真菌の繁殖を防いで殺菌する働きがあり、比較的副作用が少ない薬です。
また一度服用すると連続して飲み続けなくても、体内で抗真菌作用をあらわすのが特徴です。
そのため、パルス療法と呼ばれる飲み方をする薬です。

パルス療法とは短期大量間欠療法といい、独特な服用方法をします。
4週間を1サイクルとして3サイクルを繰り返します。
1週間、通常の服用量よりも多い量を服用したのち、3週間は服用するのを休み、これを1サイクルとします。
これを3回繰り返すので治療期間は3ヶ月になります。

これまでの抗真菌内服薬は毎日服用し、6ヶ月間の服用が必要でした。
こうして治療期間の短縮ができるようになったのです。
そのため水虫をはじめとする真菌感染疾病が根治しやすくなってきました。

イトリゾールは副作用が比較的少ないですが、人によって副作用が出る場合があります。
主な副作用は吐き気、腹痛、下痢などがあります。
またうっ血性心不全や肺水腫、肝障害、黄疸など重篤な副作用が起きる場合もあります。
肝臓に負担をかける可能性があるため、持病を持っている人は事前に医師に伝えることが重要です。
妊娠中の人や妊娠の可能性のある人には使えませんので、これも必ず医師に伝えておきましょう。
併用して服用できない薬もあります。
他に飲んでいる薬がある場合も必ず医師・薬剤師に伝えておかなくてはなりません。

服用を始めてから体調の変化がある場合は重篤な副作用の初期症状の可能性もあるため、服用を中止し医師・薬剤師に相談する事が大切です。